双葉町の地権者ら中間貯蔵施設反対へ団体結

除染で出た廃棄物を保管する中間貯蔵施設建設計画で、用地を買い上げる国の方針に反対し、福島県双葉町の地権者有志らが1日、まとまって交渉するための任意団体をつくった. 「先祖伝来の土地を手放せない. 最終処分場にしないなら土地を返せるはずだ」などと賃貸借を求めている. 環境省は昨年12月、福島県の双葉、大熊、楢葉の3町に、廃棄物を30年間保管する中間貯蔵施設の建設受け入れを要請した. 「借地にすると、長期にわたる管理が難しい」として、用地は買い取って国有化する方針を示している. 団体をつくったのは候補地の地権者を含む双葉町民7世帯で、同県郡山市内で設立総会を開いた. 東京電力福島第一原発の北西約2キロの場所に自宅があり、会長に就いた遠藤浩幸さん(48)は「国有化されると、地域のつながりがなくなる. 子孫の帰る場所をなくすわけにはいかない」と話している. (木村俊介). 自由に移籍ができるフリーエージェント(FA)権の行使表明期間が13日で終了. 今オフに国内FA権を取得した涌井、片岡(ともに西)、大竹(広)、中田賢(中)、鶴岡(日)らが手続きを行った. 宣言選手は14日午後3時に公示され、15日から交渉が解禁となる.