殺人・殺人未遂事件、戦後初めて1千件下回

忍者vs猿ゾンビ軍団の終わりなき死闘! 闇に生きる凄腕の忍者である主人公が、つぎつぎに襲い来る敵の猿ゾンビたちを、一刀両断にして倒していくアクションゲーム. いちおう、モードのひとつでは"村を守るため、夜明けまで敵を倒し続ける"という設定が説明されるものの、ステージ間の演出などはとくになく、主人公の体力とプレイヤーの気力の続く限り、敵をひたすら倒し続けるゲームと言ってよいだろう. 基本操作 プレイヤーが操作する忍者の攻撃方法はただひとつ. 画面内にタップした指先を素早く動かし、左右に線を引くだけ. 画面内に描かれた赤い線をなぞるように忍者が刀で斬りつけ、その線上にいる猿ゾンビたちは鮮血を吹き出し、両断されて斃れるのだ. 家庭用ゲームに詳しい人は、『 大神 』の筆しらべ"一閃"を思い浮かべてもらうと、イメージとしては近いだろう. また、指を動かさずにタップしただけなら、忍者はその位置に向かって移動する. 同様の動作は画面左下の"<"、">"のアイコンに触れることでも可能だ. 基本的には、画面内に現れた敵に向かって線を引いて倒すだけ. 操作は極めてシンプルだ. 最初に現れるのは、いかにもゾンビじみた動きの緩慢な敵ばかりだが、ゲームを進めていくにつれて、かなりアクティブな敵や大型で攻撃力に長けた敵(といってもいずれも猿のゾンビなのだが)が出現するようになる. また、忍者には体力が設定されていて、左上のゲージを見れば、体力の残量がわかる. 敵の攻撃を受けると、当然体力は減ってしまうので、敵に反撃されないように位置取りを考えつつ、攻撃していくのが基本テクニックとなるだろう. ゴリラのように大柄な敵や海賊みたいな格好の敵も登場. 後半の敵ほど攻撃力も高く危険なので、素早く対処しよう. 複数の敵をまとめて始末すれば高得点だが、攻撃される危険性も高くなる. 自分がサルの如く続けてしまう中毒性 本作には、メインとなる"ENDLESS"モードのほかに、一定数(15体~45体)ずつ規定の時間内に倒すことで1ステージクリアーとなり、何ステージ目まで進めるかを競う"SURVIVAL"モードがある. "ENDLESS"の一部のモードでは、動かずにじっとしていることで体力が少しずつ回復するが、原則的には体力は減る一方. ダメージを受けないよう着地する位置まで考えつつ攻撃のための線を引くことが、できるだけ先まで進むためのコツ. 気軽にプレイできる一方、色々工夫することで点数を稼ぐことも可能. また、何より"敵を斬る"という行為と指先の操作がシンプルに直結されている点も、ついついプレイにハマってしまうポイント. ちょっとした時間潰しにはもってこいのアクションゲームと言えるだろう. エリアセレクトとして、"竹林(Bamboo Forest)"と"桜の園(SAKURA GARDEN)"の2種類が用意されている. 背景画像が変わるだけで大きな違いはないので、お好みで選ぼう. 笠井正基】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)で、日本勢が来年2月のソチ五輪へ好調に滑り出した. 「本当に満足しているし、自信になった. 次につながる」. 7日のジャンプ女子開幕戦で勝った高梨沙羅(クラレ)は戦い方の幅が広がった. 1回目の102メートルの飛距離は全体の2位だったが、飛型点はトップ. 2人の飛型審判員が20点満点中、「初めてかも知れない」(高梨)という19・5点をつけた. シーズンオフに体幹を強化したことで、「テレマークのこつというか、入れ方がかなり身についてきたと思う」. ジャンプ男子も8日の第4戦で3人が1桁順位に入るなど、上々のスタート. ここまですべて1桁順位の竹内択(北野建設)は個人総合で2位につける. 4位と5位を記録し、3戦連続でトップ10入りした葛西紀明(土屋ホーム)は総合7位. 出遅れた感のあった伊東大貴(雪印メグミルク)も第4戦で3位に入り、総合11位に浮上した. 警察庁は9日、昨年1年間の刑法犯の認知件数を発表した. 全体で132万748件で、11年連続の減少. このうち殺人(未遂を含む)は939件と、戦後初めて1千件を下回り、窃盗も98万6309件で1973年以来、40年ぶりに100万件を割った. 一方で、振り込め詐欺の深刻化を反映し、詐欺が約1割増加した. 警察庁によると、殺人は戦後すぐから1960年代初めは年間約2500~3千件に上ったが、減少傾向が続いてきた. 昨年は、前年より91件(8・8%)減った. 窃盗は2002年をピークに減り続けており、昨年は前年より約5万4千件(5・2%)減少. 空き巣などの侵入盗やひったくり、車上狙いなどの減りが目立った. 一方、詐欺は3万8326件で10・5%増えた. このうち、「オレオレ詐欺」などの振り込め詐欺は45・2%増の9210件. 詐欺全体の増加分の8割近くを振り込め詐欺が占めた. (吉田伸八).