東証社長ら報酬カット システム障害で引責

ホンダは21日、近藤広一会長(65)が6月下旬に退任する人事を発表した. 後任は置かず、当面は会長を空席とする. 空席は昨年3月以来. 近藤氏は昨年4月、副社長から会長に就任した. 子会社の商社が水産物で不正な循環取引をしたことが発覚したため、法令順守体制を強化する責任者も兼務してきた. 東京証券取引所は16日、2日未明に起きたシステム障害で、一部の銘柄の取引ができなくなった責任をとって、斉藤惇社長ら4人の役員報酬を1カ月間、20~30%カットする処分を発表した. 故障の原因はまだ調査中としたが、夜間の監視体制が不十分だったなど運用面に問題があったとしている. 同日、再発防止策とともに金融庁に報告した. 斉藤社長は月額報酬の30%、岩熊博之専務、鈴木義伯(よしのり)専務(システム本部長)、吉田康宏執行役員(ITサービス担当)の3人は20%、それぞれ減額する. 鈴木専務と吉田執行役員、担当の部長の3人を厳重注意とした. 東証は今回、夜間には東証の子会社の担当者しか常駐しておらず、開発業者の富士通に、問題が起きたサーバー(株価などの情報を証券会社などに配信するためのコンピューター)の確認や対応を任せていたことを問題視した. 1日、巨人4-2ヤクルト) 開幕連敗発進の巨人を、新戦力の杉内が救った. 7回の途中降板まで、130球を投げたが、要所で粘って試合は作った. 8安打7四死球2失点の内容だったが「勝ちたいと思って、マウンドに立った. すごくうれしい. 粘り強さは僕の信条」と笑顔がこぼれた. 次回は「大胆に投げたい」と反省も忘れなかった.