10年春夏NYコレクション速報Part

今週のNYファッションウィークは、ザック・ポーセン、キャロライナ ヘレナ、ダナキャランマークジェイコブスなどビッグネームがショーを行なった. 午前中にスケジュールを組んだ ザック・ポーセン は今シーズン、ライラックカナリアイエロー、グリーン、ブラック、そしてスウィートなピンクを用いて、ポップアートのようなコレクションを発表. アイテムは、ジグザグやクロスパターン、切り込みが印象的な、60年代風のボディコンシャスなドレスやミニスカートを提案した. これに対して、 キャロライナヘレナ のコレクションは落ち着いた雰囲気で、アイボリーやアンバー、クォーツ、ストーン、ストロー、セコイア、キャラメルなどアースカラーが使われた. 印象的だったのは、キラキラと輝くラフィア編みのスカート、モザイクを施したジャケット、ウエストマークされたベルト、パープルのフラワーがあしらわれたスリットドレスなどだ. ダナキャラン もまた、自然界にインスピレーションを受けたようだ. ショーのリリースには「水、空、風、砂、地、火…. ありのままの自然と洗練された都市生活はいかに共存するか」と記されていた. この日のラストを飾った マークジェイコブス は、すばらしいショーを見せてくれた. チャイナドールのようにメイクアップされたモデルたちは、ラッフルのハイネック、フリンジ、フリルやパールがあしらわれたブルマー、こうした華やかな雰囲気とは対照的なポロシャツなどに身を包んだ.