舞台は沖縄! 『ぼくは航空管制官 那覇』

福岡県久留米市の県青少年科学館に人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するロボット4体の模型が立っている. ガンダムEz8、ザク、ゲルググ、ドム. 段ボール製でいずれも3メートル超の大きさだ. 東日本大震災の影響を受け、被災地・宮城からやってきた. 段ボールガンダムは、仙台市の北、太平洋に面する宮城県塩釜市の塩釜高校の文化祭の目玉として、2001年から毎年、生徒の有志が作ってきた作品の一部. プラモデルの写真を基にパソコンで図面を作り、拡大した図面に沿って数十枚の段ボールを切って、つなぎ合わせた力作だ. 昨年3月11日、地震津波が町を襲った. 中心部には水が押し寄せ、車がひっくり返った. ロボット作りを指導してきた理科教諭の小川進さん(58)は当時、高台にある高校にいた. 高校に津波は来なかったが、港近くの元宿泊施設に保管してある歴代十数体のロボットのことが心配になった. 「10年分の財産. そう簡単に作ることはできない. ソニックパワードは、PSP用ソフト『ぼくは航空管制官/エアポートヒーロー 那覇』のダウンロード版を、8月10日からPlayStation Storeで配信する. 価格は2,420円(税込). 本作は、2006年にエレクトロニック・アーツから発売された、那覇空港を舞台とするゲーム. プレイヤーは、那覇空港管制官となって、パイロットと交信しながら航空機を誘導し、スケジュール通りの運航を目指すことになる. 那覇空港は、1本しかない滑走路を民間機や自衛隊機などが共有しているため、すばやく的確な判断が求められる. ゲームには、初級~上級の難易度が異なる6つのステージが収録され、突発的な事態に対処する"チャレンジシナリオ"6ステージもプレイ可能. さらに、お試しステージ1つをプレイできる無料体験版も8月10日から配信される. 南の島ならではの突然のスコールや美しい夕景、太陽と海がきらめく沖縄の情景にも注目だ. 沖縄で活動する歌手・つちだきくおさんのステキなOKINAWAサウンドとともに、ゲームをプレイできる.