asahi.com(朝日新聞社): 新成

成人の日の9日、東京都墨田区の「すみだトリフォニーホール」では成人式が行われた. 会場前では5月に開業する東京スカイツリーを背景に写真を撮る新成人も見られた. 式に参加した大学生の山本めぐみさん(20)は、「大人の自覚をしっかりと持って、将来は管理栄養士を目指したい」と話した. 2030年に国内電力のうち原発の割合をどれくらいにするかについて、経済産業省の審議会は24日、0~35%の五つの選択肢を最終案として示した. 野田政権は原発への依存度を下げていく方針だが、選択肢は原発ゼロから原発推進まで幅広い. 政権は選択肢から一つを選び、今夏につくる「新エネルギー基本計画」で政府目標として定める. 総合資源エネルギー調査会の基本問題委員会で示された. ただ、「35%」は外すべきだとの意見が出たため、次の28日の会合でも話し合い、選択肢を最終決定する. その後、関係閣僚でつくるエネルギー・環境会議に報告し、この会議が今夏に政府目標を決める. 五つの選択肢は、30年の原発の割合を、「0%」(原発を早くゼロにする)▽「15%」(原発依存度を減らすが、その後は未定)▽「20~25%」(原発が今後も一定の役割を担う)▽「35%」(原発を新設し、今ぐらいの設備を維持する)▽「割合を事前に決めない」. それぞれで火力発電や水力発電、太陽光や風力などの自然エネルギーの割合も示した. 米国防総省のリトル報道官は21日の会見で、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が朝日新聞などとの会見で、韓国の弾道ミサイルの射程を延ばす方向で米国と協議に入ったと明らかにしたことに関連して「韓国とは常に幅広い課題を協議しており、防衛協力や地域の安定を促進する方策を模索している」と述べるにとどめ、実際に協議を始めているかどうかについては、明言を避けた. (ワシントン).