asahi.com(朝日新聞社): ロン

北京五輪の男子200メートルバタフライ銅メダリスト、松田丈志(コスモス薬品)が元日午前5時半から、地元・宮崎県延岡市の中学校で「泳ぎ初め」をした. 全体がビニールで覆われた25メートルの温水プールで初泳ぎ. 松田はここで4歳のころから泳ぎ、世界レベルの力を身につけてきた. 泳ぎ初め後に初日の出を拝むのが恒例だが、今年は雲に隠れて見えず. それでも、泳ぎの方は「いいコンディションできている」. 今夏のロンドン五輪への視界は、良好のようだ. 自動車大手10社の4~6月期連結決算が3日出そろった. 東日本大震災後の減産に伴う前年の販売不振から立ち直り、国内や北米で販売が好調に推移. 三菱自動車を除く9社が売上高を伸ばし、日産自動車を除く9社の営業損益が増益または黒字転換した. トヨタ自動車と日産、スズキ、ダイハツ工業富士重工業日野自動車の6社が過去最高の世界販売台数を記録. ダイハツいすゞ自動車、日野の3社は営業利益、純利益とも最高益となった. 国内ではエコカー補助金の効果に昨年の減産の反動増が重なり、トヨタやホンダ、日野の販売台数は前年の2倍前後に. 北米の販売も好調なホンダは、売上高で日産を上回った. 日産はモデル末期の車種の在庫を売るために販売会社に支払う奨励金が北米でかさみ、2期連続の減益となった. 三菱自は欧州での販売不振が響いて減収となった. 国内ではエコカー補助金が近く終了する見通しで、反動減は必至. 欧州市場も経済危機で低迷が続くなど、今後のリスク要因は少なくない. ホンダの岩村哲夫副社長は「欧州の商売のやり方を大胆に見直そうと考えている」と話す.