福島特措法案、衆院通過 与野党が結束、月

福島第一原発事故で被災した福島県の支援策を定めた福島復興再生特別措置法案の修正案が、8日の衆院本会議で全会一致で可決された. 月内に成立する見通し. 東日本大震災発生から1年を前に、与野党が成立へ結束した. 法案の柱は、避難対象区域にある企業の法人税を減免し、除染作業に福島県民を優先的に雇用する内容. 福島県は、今秋から18歳以下の医療費の無料化を独自で実施する. 野党は国による財政支援を法案に盛り込むよう求めているが、政権側はすでに福島県の健康管理基金に780億円を拠出していることから慎重な姿勢だ. 17日の東京株式市場は、日経平均株価終値が前日より146円07銭(1.58%)高い9384円17銭だった. 終値が9300円を上回るのは昨年8月4日(9659円18銭)以来、約半年ぶり. 欧州の政府債務(借金)危機への不安が和らぎ、米国で景気回復期待が強まったため、買い注文がふくらんだ. 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同10.20ポイント(1.27%)高い810.45. 出来高は26億2千万株.