セシウム吸着ぞうきん開発 課題は回収 東

放射性セシウムを効率よく吸い取る安価なぞうきんを、東京大学生産技術研究所が開発した. 福島県飯舘村で雨どいから流れる汚染水や池の水で効果を確認した. 使用済みぞうきんの回収、処分をどうするかが課題だが、今後、自治体に働きかけて除染に役立てていきたいという. 迫田章義教授らが28日午前、発表した. セシウムが、プルシアンブルー(紺青)と呼ばれる顔料によくくっつく性質を利用した. 紺青を作るときに使う2種類の溶液に順に布を浸すと、紺青が布にしっかり付着し、固定された. MTG』最新エキスパンション『エルドラー 飯舘村で採取した雨どいの水をバケツにためて、この布20グラムを一晩つけると、水のセシウム濃度は1キログラムあたり約20ベクレルから8ベクレル以下になった.